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【暗記のコツ】偏差値74の僕が実際使った最強の記憶方法【記憶の世界大会でも使用】

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ハリウッド女優

これから勉強するけど、効率よく記憶するにはどうすればいいのだろう?

覚えるのに時間がかかるけど、覚える時間を短縮する方法はないかな?

この記事ではそんな疑問にお答えします。この方法は記憶の世界大会に出場する選手は誰もが使っている間違いなく最強の記憶方法です。

日本語では『場所法』、海外では『ロキメソッド』とも呼ばれます。この記事を読んだ後、5分くらい実際に試してみると効果がわかります。

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記事の信頼性

・私の出身の高校は2018年で偏差値74です。(中学生の高校受験対策にも使えます。)

・勉強時間200~300時間くらいの複数の資格を、50時間程度で取得しています。(以下が画像です。他にも取得していますが、一部を公開しています。)

 

大前提

この方法は丸暗記するのに向いています。しかも間違いなく最強の記憶方法なのですが、コツと事前準備が必要な場合があります。

とはいえ、60歳の母でも僕がサポートしながら、1時間程度で50個くらいの目次を丸暗記し、何も見ずに、前からでも後ろからでも途中からでもスラスラ言えるようになったので、

コツつかめば誰でもできるようになります。(僕はまぁまぁ慣れてるので30分あれば50個くらいの短い文章を暗記できます。)

 

また、学習内容により、向き不向きがあるので、使いどころに注意してください。

  1. 100個くらいなら1時間くらいで完璧に順序まで覚えられるのですが、1000個となると、少し練習が必要です。
  2. 全部これで覚えようとするのは逆に非効率です。読んですぐ理解して覚えられるところは普通に読んだ方が速いかもしれません。
  3. 本当に暗記すべきところかよく吟味して絞り込んでください。例えば試験に出ないところまで暗記する必要はありません。

やり方

やり方は簡単です。手順を整理すると、以下になります。

唐突に横を通り過ぎ、話をまとめようとするうちの猫
  1. 何本か10~15分程度歩くことができる散歩道を用意する。
  2. 実際に1で用意した散歩道を歩きながら、覚えたい文章のキーワードを『思い出すきっかけ(≒連想)』となる『変な・場違いな・衝撃的な』リアルなイメージを散歩道の途中に張り付けていく
  3. 5個くらいイメージを貼り付けたら安全な場所で休みもしくは立ち止まり、①イメージを思い出し、②それに紐づく覚えたい文章を思い出す。
  4. また歩きながら2と3を繰り返す。
  5. 家に戻り、全てのイメージを思い出し、そのあと文章を思い出す。
  6. その日の夜に1回思い出し、翌日から毎日思い出す時間を作る

簡単に言うと、これが全てのプロセスです。

詳細はこれから解説します。

1.散歩道の用意

散歩道の選び方のポイントは以下です。

・頻繁に歩ける場所

例えば、今住んでいるところや勤務先の近くなど。遠くて、たまにしかいけない場所とかは無理です。

・記憶に残せる特徴的な場所が散歩道中にたくさんあること

これは出来ればの話です。少なくてもできないことはないですが、たくさん特徴的な場所がある方が圧倒的に有利なので、できればそういう道を選んでください。

・通勤や通学に使う道など、生活習慣に組み込まれた道を使う

これもできればの話です。その道を通りながら復習をすることができるからです。

2.散歩道にイメージを貼り付ける

覚えたい文章の『キーワード(単語)』の一部、最初の2音くらいでもいいので、それを連想できる物体を置きます。

ポイントは以下です。

・散歩道中のイメージを置く場所を見ながらリアルな映像を想像する。

特徴的な場所を選ぶのがいいです。景色が頭に浮かぶ場所とかです。

イメージは動きをつけるとなおいいです。自分がそのイメージを触ってみたり、何らかの接触をしているところを想像するのもより強く記憶できます。

とにかく大事なのはイメージをリアルに想像することです。

 

・イメージの選び方

イメージは、危険な、下品な、恐ろしいもの、面白いもの、突拍子もないもの、変なものを置きます。

決して、普通なものを置いてはいけません。印象的な衝撃的なものをイメージします。

知っている有名人や、物を巨大化させたり変装させたり、物を持たせたりしてください。または、場違いな人たちやモノを置いたり、何か建物や置物を置いてみたりします。

 

・注意!

危険な場所で行わないでください。例えば交差点で立ち止まってイメージを置いたりしないでください。

必ず、安全な場所に身を置いて行ってください。

 

3.少し覚えたら、思い出せるか試す

覚えたては、記憶がまだ弱いので、5個くらいイメージを貼り付けたら、①その『イメージ』と②イメージに紐づく『キーワード』が思い出せるか、すぐに試してください。

・注意!

危険な場所で行わないでください。例えば交差点で立ち止まってイメージを置いたりしないでください。

必ず、安全な場所に身を置いて行ってください。

4.覚えたいキーワードが終わるまで上記の2と3を繰り返す。

覚えたいキーワードが覚え終わるまで、散歩道を歩き続け、イメージの貼り付け、キーワードの思い出し、文章の思い出しを行ってください。

キーワードが多すぎて、溢れてしまった場合は散歩道を変えるか、帰り道に同じ道を通り、反対車線の方の道を歩いて、引き続きイメージを張り続けてください。

疲れたら、途中で切り上げて後日に回すとよいと思います。

 

5.家に帰ったら、思い出してみる

家に帰ったら、思い出してみましょう。

思い出す順番は、以下になります。

①イメージ

②イメージから連想できる音や、キーワード

③キーワードを含んでいる文章

 

覚えたい文章が書いてある本や、紙などを実際に見ながら答え合わせもしましょう。

6.思い出す訓練をする

まず、その日の夜に思い出してみましょう。

思い出す順番は前述の5の通りです。

そして翌日から毎日、思い出す時間を作ってください。

習慣化されている行動の前後においたり、セットにするのが良いです。

慣れれば、5分くらいで思い出せるようになりますよ。

 

注意!

車に乗っているときとか、自転車に乗っているときとか、歩いて交差点を渡っているときとか、

危険な状況で思い出すのは事故の元なので絶対にやめてください。

 

どういう場面で使う?

例えばですが、よく皆さん使われる場面は、本を丸暗記するようなときですね。

僕も本を丸暗記するときに使います。

人間の頭は知識を整理すると、覚えやすいです。

これを説明するとしたら、例えばですが、本を覚えるとき、『章』やそれより小さい単位の『節』が存在せず、ただダラダラ文章が書いてあるだけなら、とても覚えにくいですよね?

本は建物みたいな構造になっているので、その建物を頭の中に作ってしまう感覚に近いです。

例えば建物の1階は本でいう1章、建物の1階にある103号室は、本でいうと1章の3節みたいな感じです。

その建物を頭の中に作ってしまうのです。しかもかなり忘れにくいほとんどメンテナンスに時間をとられない、堅牢な建物です。

そうすれば、あとはその部屋に記憶を入れていくだけですね。

 

本の丸暗記をする手順は、以下です。

・章と節を書いてある順番通りに上から下まで、この記事で説明している場所法で覚える

・ページをパラパラ高速でめくり、場所法で覚えた文章がどこに配置されているか何回も見る(読まなくていいです。見るだけです。視界に入るだけでいいです。なんとなくイメージわくまで何十回も高速でめくってください)

・なんとなく、本の構造や文章の配置が掴めて来たら、章や節を一言で説明している文章を何回も見る。(読まなくていいです。見るだけ。慣れてきたら軽く読みましょう)

・本に書いてある太字や下線部などの、大事な単語を何回も見ましょう。(読まなくていいです。見るだけ。慣れてきたらそのキーワードが一体何なのか周辺を軽く読みましょう)

・ページを捲って、そのキーワードがどういうものか声に出して説明できるか試す。

・何回もページを捲り、残りの文章に目を通していく(何回も見てください。読まなくていいです。なんとなくイメージ沸いてきたら読みましょう)

・その章や節を声に出して説明してみましょう。

・残りの覚えられないところはゴロ合わせで覚えてしまいます。

・どうしようもなく覚えられないことは、すでに場所法で覚えたイメージの付近に、イメージを貼り付けて覚えてしまいましょう。

注意!

試験に受かるために勉強しているなら、

あくまで試験に受かることが目的であって、試験に出ないところは覚える必要はないので、本を隅々まで覚える必要はありません。

本を覚えることが最終目的ではないので、適当なところで切り上げて、過去問を解くために最低限覚えなければいけない知識は何なのか確認してください。

 

なぜ、このようなことができるのか。基本的な原理

なぜこのようなことができるのか、説明します。

仕組みを理解すれば、他の勉強法も理解できますからとても重要なことです。

まず大前提として、人間の機能はすべて、生存機能として備わっているということです。

その生存機能は人間が野生だったころが起源であり、野生だったころの性質や名残をいまだに残しています。

そして、記憶に関して言えば、以下の3点のものは強く覚えられます。

  1. 自分にとって意味があると認識したもの、つまり理解できたものは覚えられる
  2. 自分の生存のために重要なことは覚えられる
  3. 何回も思い出さなければいけないものは、必要なことだと認識できる

解説:

まず1について

『意味の感じられないものは覚えられない』

例えば電話番号や、アルファベットと数字が規則なく混在したものは覚えられません。意味を感じられないからです。

それが、語呂合わせなどの意味を持つと覚えられます。あと仕組みを理解しても覚えられます。仕組みを理解すれば、意味がわかるからです。

例えば、英単語を覚えるとき、接頭語や接尾語を覚えれば、単語の中の無意味と感じる文字の羅列を少なくすることができ、覚える負荷が少なくなります。

 

2について

『自分の生存のために重要なことは覚えられる』

例えばトラウマやPTSDという言葉はご存知でしょうか。

これは生命に危機があったり、強い心的なストレスを受けるとずっと記憶に残り続け、緩和するのに、医師の協力が必要な場合があるほど強い記憶が残ります。

例に挙げると、2001年9月11日にアメリカ合衆国内で同時多発的に発生した、航空機等を用いた4つのテロ事件がありました。

建物に飛行機が突っ込んだテロ事件で多くの被害者を出しました。その救助にあたった救急隊の方々は、あまりの衝撃的な体験にPTSDになってケアが必要な方もいるようです。

要するに、自分の生存のために重要なことは覚えられるということです。

『場所の記憶』も記憶の部類では原始的で、猫でも持っていて、野生動物の記憶の中での優先順位はおそらく一番高いです。

なぜなら、危険動物が生息する場所や、食料を得られる場所を覚えていなければ、死ぬからです。

そして、その場所にいつもと違う衝撃的な光景を見てしまったらどうでしょうか。その記憶は忘れられなくなります。

例えば、通勤経路の駅の前に突如なぜか、ライオンがいたら、その光景を忘れられそうでしょうか?

きっと何年も思い出せる光景になると思います。なぜなら、また、もし、なぜかライオンが出現したら、殺されるかもしれないという危険があるためです。

つまり、場所+衝撃的なイメージは覚えやすいのです。

 

3について

『何回も思い出さなければいけないことは覚えれれる』

これは、普通の勉強の反復学習です。

無意味と感じられる知識でも時間かけて、何回も思い出せば頭は必要だと認識するからです。

でも、これってかなり時間かかるし、非効率だと思います。

なぜなら、トラウマやPTSDは一発衝撃的な体験をすれば、忘れることができないほど強い記憶が残るのに、

無意味だと感じられる知識、つまりもともと、本能的にいらないと感じている知識を何回も想起させないとすぐ忘れてしまうからです。

とはいえ、結局、上記の1、理解できる知識、2、衝撃的な知識も何回も反復して思い出さなければいけないです。

ただ、その思い出す頻度は、無意味なまま覚えた知識よりは、少なくてすむはずです。

結局どうすればいいかというと、最短で多くのことを記憶するときは、

『無意味なまま』なんの工夫もせずに覚えなければいけない知識を少しでも減らすということです。

これが時短学習の全ての根幹にあります。(繰り返しになりますが、そもそも過去問を見て、覚えなきゃいけないことを厳選するという前提があってのことになります。)

 

補足

ちなみに今回紹介した『場所法』の兄弟みたいな、似ている覚え方で『記憶の宮殿』と呼ばれる方法があります。

これは場所法と原理はほとんど変わりません。

自分の家とか、自分がよく知っている建物の中で歩く順番を決めて、洗面所とか風呂場とかにイメージを置いていく方法です。

聞きかじった話だとタモリさんが『笑っていいとも』という番組で披露したことがあるようです。

僕は試したのですが、少しは出来たものの、あまり僕には向いていませんでした。

理由は鮮明に頭の中で歩ける建物が用意できなかったからです。

それと、家の中にイメージを置くこともできますが、衝撃的なイメージを家に置くのはかなり抵抗があったのでやりませんでした。

 

最後に

とにかく最初のうちは、できそうにないと先入観を持つと思いますが、5分くらい実際にやってみると、
案外すぐできるので、試しにやってみてください。

唐突に横を通り過ぎ、話をまとめようとするうちの猫

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